沖縄の熱帯諸島のひとつ座間味で、いよいよWe Love Japan Tour 2015 が華々しいスタートを切りました!無人島にパドリングしたり、ウミガメのすぐそばを泳いだり、サンゴ礁で色とりどりの魚と遊んだり、どこを向いても美しい景色ばかり……あ、ちょっと話が急すぎますか?では、この冒険の始まりに戻ってみましょう。

私だけの砂漠の島!

座間味の海岸線にはこのような展望台がいくつかあって、すべての景色が素晴らしい。

昨日は、羽田から那覇への始発フライトに乗るために、朝早くぱっちりと目が覚めました。かなり興奮していて、アラームが鳴る前に起きてしまいました。飛行機からの眺めも素晴らしく、海はどんどん鮮やかな青が深まっていきます。さらにワクワクがつのります。到着するまでにすごく長い時間が経ったような気がしたのですが、実際には2時間ほどのフライトでした。

ついに沖縄へ!

しかし、私の旅路はまだ終わっていないのでした。座間味に向かうフェリーに乗るまでの数時間で、少し那覇の気候に慣れたのですが、日本の本土と沖縄がいかに違うかについて、すぐさま印象づけられました。植物ははるかに緑が深く、ハイビスカスやブーゲンビリアや熱帯の花があらゆる場所に見られ、建物も朱色の瓦を持ちパステルカラーに塗られています。

沖縄へようこそ!シーサーがいたるところに見られます。

座間味に向かうフェリーに乗るのも、とてもウキウキしました。揺れる甲板の上で、バランスを何とか持ちこたえながら、水しぶきを浴び、地平線の向こうに数々の小島を仰ぎ見たと思えば、急に私たちの後ろにその姿を消し去るのです。そして、沖縄というのは、とても多くの島で成り立つ群島なんだということがハッキリとわかりました。

手すりにつかまりながら写真を撮るのは簡単じゃありません!

今朝、私はいよいよ最初のHidden Beauty「隠れた魅力」を体験しました。そして、言わなければなりません。とても高い基準が設定されてしまったと。今日のこの体験に勝るには、他の30の隠れた魅力は相当すごくないとダメですよ!座間味のまわりの美しい海を泳いだり浮かんだりと、ゆうに数時間は過ごせてしまいます。

阿真ビーチ - 手つかずの白浜の広がり

カヤッキングの腕前が試されます!

最初にガイドが、ウミガメを見つけに行きますよ、と言った時はほとんど信じられなかったのですが、確かに、何とほとんどすぐに2匹を見つけたんです!ウミガメは観察されることに慣れていて、海底での食事中に、私たちはかなり近づくことができました。座間味の水は水晶のように透き通っていて、すごくよく見えます。

すごい!

誰が誰を見てるのかな…?

最終的には、ウミガメたちの朝食を邪魔しないようにその場を去り、水をかき、砂漠の島を探索に行きました。植生はまたもまったく違うものでした。トゲトゲの草や葉っぱのない木が多いのです。まるでロビンソン・クルーソーのような気分でした。ただし、信頼できるカヤックが家に無事送り届けてくれると知ってましたけど…

上陸!

沖縄のビーチはサンゴに覆われています。面白い形を見つけて取るのも楽しい。

しかし浜辺に戻る前に、まだシュノーケリングの時間がもう少しありました。今回の目的地は、サンゴ礁です。実は生きたサンゴを見るのは生まれて初めてだったのです。形や色が美しくて、水中のジャングルのようで、鳥の代わりに鮮やかな魚達が枝の中へ外へと泳ぎます。魚はカメよりもさらに大胆で、私と遊びに目の前までやってくるんです。

海洋学者ジャック・クストーも真っ青…

新しい友達!何度も近くまで戻ってきてくれた

今日の午後には、座間味島そのものを探検してみようと出発。息を呑む景色でした、と言ったらいかにもな言い方ですけど、でも私は本当に、道のひとつひとつの曲がり角を行くごとに、何が現れるんだろうと興味津々でした。そして、一度も失望することはなかったのです。

写真の真ん中のあの砂浜が、今日つい先ほどいたところです!

島でサイクリングをしながら、ほとんど車には会いませんでした。

素晴らしいパノラマをもう一枚。遠くに那覇の都市の光が見えます。

沖縄での滞在が、あまりに速く、もう終わってしまいます。でも、残りの旅が他もこんなにすごいのだったら、もう待ちきれません!

翻訳:We Love Japan Tour 事務局・中山慶