会津若松
今朝は、森姫農園で喜多方の田園地帯の美しい田畑に囲まれて目覚めました。森姫農園は小さな農園のB&B (朝食付きの民宿)で、今晩もここに泊まる予定です。ハウスはとてもかいわらしく、オーナーがとてもおいしい食事を出してくれます。ほとんどがオーナーが有機栽培しているものすごく実り多い野菜畑から採れたものです。実は私の部屋の真ん前でお米を乾燥させていて、これを見てもここ森姫農園でのやり方がいかに自然なものかがわかります。
午前2時ころ不意に目覚めました。民宿をガタガタ揺らす強い地震があったためです。でも日本の工学技術はマグニチュード7.3の地震に持ちこたえ、まるでくしゃみをやりすごすかのように、まったく被害は受けませんでした。
鶴ヶ城にて
今日のウォーキングは会津若松駅から開始です。駅で杉本さん、吾妻さんと私はほかに3人のガイドと待ち合わせ。今日一日このメンバーで過ごす予定です。駅から美しい鶴ヶ城へ向かいました。鶴ヶ城は日本の歴史上とても重要な城です。また日本で唯一赤い屋根を持つ城で、とても興味深いと思いました。
壮観な鶴ヶ城
笑顔が素敵な二人のガイドさんのうちの一人、サトミさん
会津チーム。サムライさんたちと全員集合。
お城の頂上から見た会津の霧がかった山々
そこから飯盛山に行きました。飯盛山は悲しいことですが、鶴ヶ城が落城したか敵に降伏したと考えて約15人のとても若い侍たち (15歳から20歳)が自決した場所として知られています。でも、彼らが目にした煙は単に城の周辺の火災によるもので、ですから彼らの死はほとんど意味がなかったのです。
飯盛山へ続く急な階段。飯盛山では哀れな侍たちが割腹自殺しました。
次に私たちは、ソースかつ丼とカレー焼きそばという大量の昼食を取りました。会津若松のかつ丼が有名なのは、卵を使わずにソースの中で調理されるからです。かつ丼は実に美味しく、もちろんカレー焼きそばも最高でした。今回の旅行では私が香辛料を摂れるのは日本のカレーだけなので、今日みたいな雨降りの日にカレーをいただけるのは本当に本当に嬉しく思いました。
ソースかつ丼
会津は、その歴史と侍が住んでいた重要な場所として有名です。そこで私たちは侍が住んでいたという会津武家屋敷に行きました。侍たちの生活を垣間見ることができるすばらしい体験ができ、38部屋ある屋敷内を歩くのはとても面白かったです。
侍居住区の美しい庭の一角
会津武家屋敷の玄関
武家屋敷から御薬園に行きました。御薬園では茶道を見せていただき、また自分でお茶を点ててもみました。でも私のお茶は家元のお茶よりぜんぜん泡立ちが足りませんでした。それから庭園の散歩をしました。庭園には興味深い薬草がたくさんあり、また綺麗に刈り込まれた木々や低木がゆっくりと赤や黄金色に変わっているところでした。
御薬園
お茶の達人と私ー御薬園にて
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