山形県で有名な山寺を知っている方も多いかもしれません。でもそこから仙台方向に少し電車を進めると、面白山(おもしろやま)高原という小さな駅があります。ここで降りて、紅葉川(もみじがわ)渓谷を川沿いに歩くと、美しい景色を見ることができます。そして今年のこの季節、鮮やかな秋の色どりも楽しめます。

この地域を散策するために、まず私は山寺駅まで運転しました。それから電車に乗って面白山高原まで行きます。

山寺駅で電車待ち

面白山高原駅まではたった10分ほどです。そして着くと何もありません…自動販売機さえも!でも小さな標識が何個か紅葉川渓谷を示しているので、それに従いました。最初に見た渓谷の景色は美しい色どりと滝でした!歩いていると滝を何度か見ましたが、これは2番目のもの。

道はほとんどの部分でとてもわかりやすく、道がなくなっても、またすぐに現れるので、どこへ向かうのかを見つけるのは簡単でした。たくさんの橋があり、小さな木の歩道があり、最近新しくなったような感じでした。川のすぐ横を沿うような、石の道も多かったです。

石段と橋

今日歩いた道はほとんど乾いていましたが、水のすぐ近くのこともあるので、水位が上がるとちょっと濡れてしまうかもしれません!

水が激しく流れます

川沿いは本当に素敵な色をしていたのですが、紅葉川渓谷の名前でもある「紅葉」は、まだほとんどが緑です。1、2週間するとこの地域はさらに美しくなりますが、今日でさえ私が見た鮮やかな緑は見事なものでした。

映り込み

四色の葉っぱ

面白山高原から歩き切るのには約1時間かかりました。

最後に渡った橋

短いトンネルや森を何度か歩くと、ちょうど面白山高原と山寺駅の間に出ます。

頭を下げるのをお忘れなく!

そこからは、選択肢が複数ありました。30分ほどかけて、面白山高原に戻る道を行き、山寺まで電車で戻るのか、または、1時間半ほどかけて山寺まで残りの道を歩くか。電車のスケジュールを調べてみて、私は電車を待つよりも、山寺まですべての道を行くことにしました。

この道もまたとても素晴らしく、まったく車で混んでいませんでした。道は難しくなく、木々の間から猿を何匹か見ることも!

森の道

この時期は、元気なコスモスの花が咲いてる時期でもありました。ピンクのコスモスを見つけたら、写真を撮るのをガマンできません!

大好きな花です!

ついに、山寺に戻ってきました。空に雲ひとつない真に美しい日でした。そして、そんな日を楽しんでいたのは私だけではなく…

小学生たちも、目一杯楽しんでいました!

そこからは、山寺までのたっくさんの階段を素早く登りました。階段の数はすごかったですが…そこで見られる景色は行く価値ありです!!

山寺のお決まり写真!

この時点でなかなか疲れていたので、私は宿である栄屋ホテル・天童温泉へ戻り、夕食前に休憩することにしました。ここの感じがすごく気に入りました。小さく細かなしつらえが宿中まで配慮と共に行き届いていて、とても美しいです!屋上のお風呂も、かなり最高です!

天童市は西洋のチェスに似た「将棋」の駒で有名です。この私の部屋の右側に大きな駒が置いてあります。

少し休んだ後、フロントから電話があり…着物の着付けの方が私の部屋に向かっています、と言うのです!今晩約束していた、全旅連青年部の皆さんとご飯を食べるために、私も着物を来ました。とっても楽しい夜となり、メンバーの方は山形の伝統的な「花笠祭り」まで皆さん披露してくれました。私も挑戦してみて、さらに花笠を贈り物に頂きました。格別に特別な時間でした。

みなさん本当にありがとう!とっても楽しかったです!

明日には福島に向けて出発します。さようなら、山形!また必ずやってきます!

翻訳:We Love Japan Tour 事務局・中山慶