今日は、むつグランドホテルを出発し、３時間のドライブを経て奥入瀬渓流の上流までやって来ました。ここにある奥入瀬渓流ホテルで２泊します。ここへは、狭い田舎道を通って来ました。少し時間がかかりましたが、景色は最高でした。山の中にある酸ヶ湯温泉の辺りは特に素敵で、私は車から降りて、湯気の立ち上る温かい川に面した森の中を少し散策しました。

紅葉は本当に素晴らしいものでした。私は大きな池の側に車を止めました。温泉からのお湯が直接流れ込んでいて、池からは湯気が立ち上っています。かなり薄気味悪い光景です。そこから小さな標識に従って湯気が立っている川まで行くと、奥まった所に、お湯で温まったベンチがあります。そこに座って紅葉を楽しんだり、川の水が岩間を激しく流れていくのを眺めたりすることが出来ます。

私は辺りをぶらつきました。道を外れた訳ではないけれど、行き止まりのサインなどは何もなく、川の側のちょっとしたスペースまで辿り着きました。そこでは岩も温まっていました。5分程そこに座った後、車まで戻って立ち去ろうとした時です。年配の素敵な夫婦が話しかけて来たのです。彼らはそこに座っていた私を見て、とても心配していたそうです。なぜなら、その場所では有毒なガスが発生していると言うのです。とにかく、私はまだ生きていて皆さんにお話が出来ているので、そのガスはそれほど強力なものではなかったようです！