会津若松から日光へ
昨日の夕方見た森姫農園での素晴らしい景色
今朝は、森姫農園とオーナーのチエさんにお別れするのがとても辛かったです。本当に素敵な時間を過ごさせて頂きました。チエさんの畑で採れた新鮮な有機野菜を使ったお料理はとてもおいしく、お家も素敵でしたし、夜も楽しく過ごすことが出来ました。昨夜は、チエさんが自分の着物を何枚か持って来て、私に着せて下さいました。私は小さなお人形になった気分でした (でも実際は背の高い人形でしたけど!)。
今朝、日光に向けて出発し、細い山道をドライブして、手つかずの美しい自然のある場所を通り抜けました。そしてお昼ご飯を食べる為に大内宿 (おおうちじゅく) に立ち寄りました。大内宿はかつて、江戸 (今の東京) と東北地方 (会津は東北の玄関口)を結ぶ街道筋に栄えた宿場町です。この街道を通った旅行者は、旅の途中で大内宿に立ち寄ってお昼ご飯を食べたのです。
大内宿
大内宿は、江戸時代の面影を今もそのままに残した町です。家の屋根は茅葺きになっていて、日本のほとんどの場所で見られるような、景観を損ねる電線などは見当たりません (これはとても素晴らしいです!)。
この地元では、ネギ蕎麦が名物の一つとなっています。ネギ蕎麦は、箸の代わりにネギを使って食べるのです。なぜネギを使って食べるのかは、全く理解できませんでした。でももっと謎だったのは、2本ではなく1本のネギだけを使って食べることです。とてもおもしろかったですけどね! そう言えば、マンゴーは裸になってお風呂の中で食べるのがいいと言った人がいましたが、ネギ蕎麦もそのリストに加えるべきですね。私は迂闊にも、ジーンズや上の服、スカーフにも汁を飛ばしてしまいました...
ネギ蕎麦と、一本しかないネギの箸
大内宿からはずっと日光までドライブし、今はタートルインという、とても素敵でこじんまりとしたホテルに滞在しています。詳しくはまた明日!
森姫農園の天日干しのお米
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