この糸魚川のウォーキングが、私のWe Love Japan Tourの最後の冒険になります。今朝はちょうど良い人数が集まりました。私たちが能生港を出発した時には、太陽が輝いていました。そこから２時間ほどサイクリングをして、糸魚川の中心地まで行きます。

私たちは途中で数回自転車を止め、美しい白山神社や弁天岩を訪れました。弁天岩は基本的に、海の中にある大きな岩で、何百年も前の海底火山の噴火によって形成されたものです。

そこから昼食を食べた町までサイクリングをし、そのあと電車に乗って We Love Japan Tourのゴール地点に辿り着きました。そしてレイナと私は１ヶ月振りに再会を果たしたのです。私たちが再会したのは糸魚川ジオパーク内にあるフォッサマグナ公園で、非常に象徴的な意味を持つ場所です。ここは日本が位置する２つのプレートが交わる場所なのです。実際に断層面を見ることができ、とても興味深く思いました。

そんな場所で私たちは１ヶ月振りに再会したのです。日本を二分する、まさにその場所で、北から旅をしてきた私と南から来たレイナが合流したのです。式典の様子はレイナがブログに書いているので、そちらを見て下さいね！

この１ヶ月間に、私は本当に多くの人とお会いし、それと同じ数の美味しい食事を頂き、それよりもたくさんの素晴らしいお話を伺いました。三陸海岸でお会いした浄土ヶ浜や石巻の人々のことは、ずっと私の心に残ることでしょう。そして再び彼らを訪ねて、彼らのその後や、その時にはどんなことを成し遂げているのかを見るのが楽しみです。

今回の旅を通して、私は日本が安全だと思ったでしょうか？　確かに、私は5回も地震に会いました。運転している時にも、7月3日の真夜中にも。そして台風、足首のねん挫、宗谷岬のシベリアから吹く風がもたらす、まとわりつくような寒さも経験しました。でも、私はトヨタの小さなレンタカーで3000キロを一人で旅したのです。慣れない道路の左側を運転し、活火山に登ったり、そこで宿泊もしました。津波の被害にあった地域を旅し、とても美しい福島県も訪れました。でも私に起こった最悪のことといえば、ちょっと気を抜いて足首をねん挫してしまったことくらいです。そう、はっきりと断言できます。日本は素晴らしくて、温かくて安全な国です。あなたが困っていたら、日本の人たちはいつでもわざわざ助けに来てくれます。実際にそうでした。私が道に迷わないように、私の車の前を20分も運転して下さったり、私の足首用の包帯を家まで取りに帰って下さった方もいました。

これらのことが、私が日本を安全だと思う、たくさんある理由の中のいくつかです。私は日本が大好きです！

北ルートも最後の日となりました。今日はまず上越ー糸魚川間のサイクリングロードを走ります。雄大な景色の中、日本海の潮風を感じながら33キロメートルの道のりを走ります。途中、浜辺や公園、トンネル、町などを見ることができます。自転車は糸魚川駅で返却します。

13:30にJR大糸線に乗り、根知駅に向かい、そこからフォッサマグナ公園まで歩きます。フォッサマグナ公園で、南北それぞれから歩いてきた参加者たちが旅の終わりを祝います。参加者はともに公園を散策し、日本を東西に分ける断層が剥き出しになっている所を見学します。まさに、この旅を締めくくるのに絶好の場所と言えるでしょう。