佐多岬と温かい歓迎
幸先の良い旅のスタート(背の順に並んでみました)
こんにちは。そして、記念すべきWe Love Japan Tour 2013第一弾レポートにようこそ。一ヶ月に渡る旅を、ここ鹿児島でスタートできることを大変嬉しく思っています。
東京より2、3度気温の高い鹿児島で、文字通り温かい歓迎を受けました。宿泊する<a href=http://www.nakahara-bessou.co.jp target=_blank>中原別荘</a>はすぐに見つかり、チェックインをしました。そのときのスタッフの接客はとても手際が良かったです。彼らは私たちを出迎え、荷物を運んでくれました。また、日本語にあまり自信がない人には英語で対応をしてくれていました。お風呂は、二つの内風呂に加え、男風呂と女風呂が交互に入れ替わる露天風呂が一つありました。飛行機と車で一日中移動したあとに入った温泉は、とても気持ち良かったです。
一日目は中原別荘に宿泊
夜には、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部の九州ブロックのメンバーが夕食会を開いてくれました。その際に、地元の鹿児島弁を聞けたことが、とても嬉しかったです(まるで歌っているようで、とても可愛いです) 。
メニューは鹿児島の特別な鍋料理で、本当に美味しかったです。鍋自体がとても大きく、竹製の蓋を使用していました。レストランのスタッフが、新鮮な季節の野菜と豚肉の薄切りをだし汁で煮込み、鍋の〆には、そのだし汁で作ったラーメンと豚雑炊を食べました。言うまでもありませんが、その夜は満腹になりました。
私の胃に入るのを待っている立派な季節野菜たち
それから、「鹿児島美人」という鹿児島の芋焼酎も飲みました。水割りやロックでも飲めますが、最高の飲み方はお湯割りです。
もし毎日こんな風に料理が出てきたら、私はカロリーを消費するために、同じ道を二倍は歩かないといけません!
鹿児島芋焼酎の宣伝を次の仕事にしようと目論んでいる様子
南ルートの1日目は、佐多岬から始まりました。本州の最南端である佐多岬は、トーマス・コーラーの5ヶ月の旅の終着点であり、私の出発点となりました。岬に向かう途中、私はトーマスが歩いた道のりがどれほど大変だったかを想像しました(私はその道を車で移動しましたが)。おそらく、彼は桜島の火山灰を顔に被りながら、急な坂を上り、曲がりくねった道を歩いたのだと思います。しかし、地元の方の温かさと果てしなく続く絶景が、そんな苦労も払拭してくれたことでしょう。トーマスさん、尊敬してます!
鹿児島から桜島へ向かうフェリー
佐多岬に到着し、私は最南端に向かって歩いていました。すると、そこにはヒューゴ・フィッツパトリックが私を待ち受けていました。本当に驚きました。佐多岬への道のりは、個人の移動手段が無ければ非常に過酷なので、ウォーキング仲間ができるとは全く想像していなかったのです。ヒューゴは、北海道の端北端から鹿児島の南端まで、約10週間かけて自転車で縦断してきました。そうです、自転車をこいできたのです。そして、最も感激したのは、最南端への到着で彼の日本縦断の旅が終わり、一方で私の旅が始まるという偶然が起きたことです。ヒューゴ、君も尊敬してますよ!
私たちが歩き始めた佐多岬。至る所に自動販売機があります。
なんて素晴らしい旅の始まりなんでしょう。前夜の鹿児島での暖かい歓迎、そしてヒューゴとの佐多岬での偶然の出会い。旅では何が起き、誰に出会うか誰にも分かりませんね。
それでは、また。
東京からは歩く代わりに飛行機で来ました
中原別荘のお部屋。 夕食から戻るとお布団が敷いてありました。
朝食の黒豚鍋
鹿児島特製鍋とその蓋
全旅連のメンバーとの夕食。最高のおもてなし、本当にありがとうございます!
日本の4最端地を記す看板
遠くに見える灯台
ヒューゴの日本縦断達成ショット。11月のゴールが今から待ちきれません。(多分、私は自転車の代わりにカロリーナを持ち上げるでしょう?)
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