内子、快晴続きの毎日
内子座の中、床に傾斜がほどこされている
松山は、今朝もまた快晴です。不平を言っているのではありません。旅をしている時は、雨降りよりも晴れの方が良いですね。ホテル古湧園 (こわくえん) で私が泊まっている部屋はかなり広くて、ベッドが2つもあります。一つは私が寝るところ。もう一つは私の雑多な荷物置き場。部屋は9階にあるので眺めはとても良く、このホテルから目と鼻の先にある道後温泉も見えます。このホテルの駐車場はバレット形式になっていて、私の車を止めてくれるボーイさんに車の鍵を渡した時は、自分がお金持ちになった気分でした。もっとスムーズに鍵が渡せるように練習しないと駄目ですね。今回はモタモタと、ぎこちなく渡してしまいました。
ホテル古湧園のエントランス
私の部屋からの眺め、左側に見えるのが道後温泉
今日は内子町でウォーキングです。この町では様々な産業が行われて来ましたが、一番の産業は? (ろう) で、ロウャNと木ロウの両方を生産しています。最近の主要な産業は果物生産で、年中様々な果物が取れます。今日私を案内してくれるのは、越智さんです。彼女は内子では有名人のようで、たくさんの人が彼女に挨拶をしていました。私達が歩いている時も、みんな彼女が誰であるかを知っているようでした! 彼女は私に内子を案内し、歴史的な場所をいろいろ説明してくれました。
ロウャN職人
ウォーキング後の越智さんと私
約2時間で把握するにはかなりの情報量でしたが、私は一応、理解できたと思います。新しい言葉も覚えました。例えば、路地区間 (建物と建物の間の空間、または通路)、蔀戸 (しとみど: 障子窓を外側から覆う2重窓)、床机 (しょうぎ: 窓の外に置かれる小さな折りたたみ式の台、または長椅子)、大戸の跳ね上げ戸 (大きな玄関のドアで、昼間は建物の内側に上げておく必要がある) などです。古い建物から学ぶことは、たくさんありますね!
この写真の中に、私が学んだ3つの新しい言葉が指すものがあります。さて、どこでしょう?
内子を後にした私は、大洲に向けて出発し、昼食を曽根さんとご一緒しました。彼は油屋というレストランに私を連れて行ってくれました。ご飯が美味しいだけでなく、内装も素敵でした。お昼ご飯の後、私たちは大洲の古い町並みを少し散策しました。大洲にはたくさんの見所があります。メインの観光スポットは大洲城 (さらに多くの建築様式を見る事が出来ました) と臥龍山荘 (興味深い内装でした) です。古い町並みはそんなに広くなく、約半日あれば見る事が出来ます。
油屋の中、上から見下ろした眺め
ある店主が、こまの回し方を見せてくれました
大洲城の前で「お城のガイドさん」と「坂本龍馬」が話しているところ
台風26号が私に向かって接近しているそうです。進路がズレて、台風がどこかに行ってしまえば良いと思います。しまなみ海道で私は、サイクリングをする計画なのです。
ホテル古湧園で宿泊した部屋
内子座。看板に書かれている文字は、右から左に読みます。
越智さんと、彼女が内子で見つけた材料で作った小さな飾り。
帰って来た龍馬?
油屋の主人と彼の奥さん
また別の店主が駒回しの腕前を披露してくれました
臥龍山荘でのお茶
臥龍山荘の外観
コウモリのモチーフのドアの持ち手。なんて粋なの!
この飾り鋲を作った人は、自分の名前を左の飾り鋲に刻みました。分かりますか?
大洲城はなんだか、レゴブロックで作られたみたいですね。
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