吉備路
昨日の遠大なサイクリングを終え、今日はちょっと早めに散策に出掛けました。実は今日も、ウォーキングではなくてサイクリングです。今日は吉備路を旅します。倉敷からサイクリングのスタート地点(備前一宮駅)へは、車ではなく電車で行きました。電車に乗る利点は、自分で運転する必要がないので、睡眠不足解消ができることです。(でも、私は眠る代わりに、窓から外の景色を眺めていました。)
駅で借りたレンタルサイクル
駅で自転車を借りて、もらった地図を見ながらサイクリングルートに従って出発しました。まず最初に向かったのは、駅のすぐ近くにある神社です。係の人は、その神社や辺りの歴史について、私に説明してくれました。彼はとても丁寧に、色々なことを一生懸命説明し、私の質問にも答えてくれました。
お年寄りの絵描きグループ
吉備津神社の近く
坂もちょっとありましたが、ほとんど平らな道だったので、今日のサイクリングは昨日に比べたら楽勝でした! でも残念ながら、しまなみ海道のようにはっきりとした目印がなかったので、地図を持っていても何度か道に迷ってしまい、違う道を走ってしまったり、Uターンをする羽目になりました。
私たちは岡山にいるに違いない
あちこちに田んぼがあります
吉備路は、田んぼが広がる田舎の風景に昔ながらの家がぽつぽつと建っていて、絵に描いたみたいにきれいな所です。この辺りには、おとぎ話の桃太郎と吉備津彦命(きびつひこのみこと)にまつわる場所がたくさんあります。吉備津彦命は伝説の皇子で、桃太郎のモデルになったと言われている人物です。
備中国分寺の印象的な五重塔
消防士桃太郎が街を守っている
今日のハイライトはブドウ農園に行ってブドウ狩りをしたことです。農マル園芸のスタッフの方は、西川さんが営むブドウ園に私を連れて行ってくれました。2種類のブドウを取ってもいいと言われたので、まずは紫苑 (しえん) ブドウ、その後でマスカットビオレを取りました。両方とも、と〜っても美味しかったです! マスカットの方はワインのような味わいで、紫苑ブドウはとてもジューシーで甘い後味が残りました。今日泊まるゲストハウスに持って帰って、みんなで食べることにしました。
マスカットビオレ種。この房は約5000円。
紫苑ブドウを取るところ。この子は東京で買うと1万円します!
夕日が沈み、今日もまた、吉備路をフルに満喫した一日でした。電車で倉敷に戻り、ゲストハウス有鄰庵まで帰りました。ここのスタッフの方々はとてもフレンドリーです。ゲストハウスはいつも、色々な場所から来た人たちでいっぱいだそうです。このゲストハウスは面白いことに、昼間はカフェになるのです。夕食の準備は滞在するみんなが手伝います。昨日の夕食はお鍋と餃子でした。夕食の後には、ゲストハウスに滞在しているミュージシャンのバイオリン演奏がありました。ゲストハウス有鄰庵は、旅の途中で人との出会いを楽しむことができる素晴らしい場所です。
明日は日本海側へ向けて出発します。ではまた、鳥取でお会いしましょう!
倉敷美観地区にある、暖かなライトに照らし出された有鄰庵
ゲストハウスの他の宿泊客たちと夕食
西川さんと私
農マル園芸のスタッフと一緒に。岡山No1.のナイスガイ大崎さん(左)と岡山No2.のナイスガイ藤本さん(右)
山盛りの枝豆
鯉喰神社
古墳の頂上
道の途中で、小人さんの家を見つけました。
赤米甘酒、甘い発酵した米の飲み物(赤米でできている)。すごく美味しくて、ウォーキング、サイクリング後にぴったり!
ちょっとの間だけカメラ (ウー) マンになりました。これについては、また近々お話します!
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