天橋立と伊根町
丹後国分寺跡から眺めた天橋立
昨日の夕食は、この旅で初めて体験するものでした。清輝楼(せいきろう)の13代目の主人である徳田さんが、家族の夕食に私を招待してくれたのです。奥様とお子さんにお会い出来て、とても嬉しかったです。お子さんはとても可愛らしく、夕食の時に折り紙を作ってプレゼントしてくれました。
清輝楼は創業して約300年という長い歴史があります。旅館の一部は美術館になっていて、私が泊まった部屋にも有名な作家 (漢字を読めないのが残念)の筆による書が飾られていました。お風呂も昔ながらの、とても伝統的なものでした。ここに来れば、昔に生きていた人の暮らしを体験をすることができます!
徳田さん一家と
とても広い私の部屋の一角
今日私たちは日本三景の一つ、天橋立を訪れました。天橋立の砂州が見える展望台までリフトで上りました。その後、私たちはノルディック式の杖を使って砂州を歩きました。杖のお陰で、傘松公園にはすぐに到着しました。
砂州をノルディックウォーキング
天橋立の上をジャンプ。左からムルカ、徳田さん、アラン、中島さん。
公園の頂上に着くと、天橋立の素晴らしい景観が私たちを歓迎してくれました。天橋立の「股のぞき」をするのなら傘松公園が良い、という話を聞きました。その理由は、天橋立がこの公園の側から伸びてゆき、何千年もかけて反対側の岸に達したから、なんだそうです。
私たちはウォーキングの途中で、この辺りにある3つのパワースポットも訪れました。始めに砂州に建っている天橋立神社を訪れ、次に元伊勢籠神社、そして最後に眞名井神社を訪ねました。
対岸が龍の頭
リフトに乗って降りました
午後になって私たちは徳田さんと別れ、天橋立の観光案内所に務めるムルカさんと一緒にバスに乗って伊根町まで行きました。彼女は今日、本当は休暇をとっていたのですが、私たちのウォーキングに参加してくれたのです! 伊根町はいわゆる漁村で、町の人々は「舟屋」に住んでいます。舟屋といっても船を改造した家ではなく、車のガレージの代わりにボート用のガレージが下に付いている家なのです。
伊根町の舟屋
丘の頂上から見た伊根町の一部
伊根町はU字形をしており、約5kmほどの細長い町です。昔ながらの家を見たり、お年寄りの方々と接したりしているうちに、私は過去にタイムスリップしたような感覚を覚えました。町には無料で使用できる公共の自転車 (自転車には鍵がかかっていません)があって、町を探検することができます。私たちは、借家用に改装された家に入ることができました。家主さんは親切にも、釣りをする手を休めて家の中を案内してくれました。
舟屋の中から外を見た景色
この家全部、借りることができます
私たちは清輝楼までバスで戻りましたが、その途中で天橋立に沈む夕日を見ました。今日もたくさん探検しました。今夜はきっとぐっすり眠れます。
しばらく夕日が沈むのを見ていないような気がしました
伊根町の釣り風景
ほとんど全ての家がボートを持っています
この公共の自転車を使って町を巡りました
え〜っ 逆立ちできないよ〜
智恩寺のおみくじ
清輝楼の前で子どもたちと
天橋立に来たら、コレ...
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