私が木曽谷を美しいと思ったのなら （もちろん今でも美しいと思います！）、上高地の方は、衝撃を受けるほど美しい、と言うしかありません。今日は上高地へ向かうために、ホテルを朝早く出発しました。松本駅から上高地までは約２時間かかります。まず電車に乗り、その後、上高地バスターミナル行きのバスに乗ります。松本の今朝の気温は６℃でしたが、上高地はもっと寒く感じました。

上高地へ行くバスからの眺めはとても美しく、バスが山道を通り抜けた時には、乗客のほとんどがさっとカメラを取り出して、美しい紅葉の写真を撮っていました。私は大正池バス停でバスを降りました。バス停付近のテーブルやベンチ、木の葉にはうっすらと霜がかかっていました。それほど寒いのです! 上高地の朝は、新鮮で冷たい空気に包まれていましたが、午後に向かうに連れて、気温は段々と暖かくなっていきました。すでに幾つかのバスツアー団体がいて、私がウォーキングを開始した時には、辺りは河童橋までのウォーキングを開始しているツアー団体の人でいっぱいでした。

私が通ったルートには目印がたくさんあって、道に迷うことがないようにルート沿いには案内板や標示が点々と立てられています。上高地はとても美しく、やることと言えば、美しい景色にカメラを向けることだけです。そして、いつでも美しい写真が撮れます。大きなカメラと三脚を手にウォーキングをしている年配の方もたくさんいらっしゃいました。

私は河童橋で多くのツアー団体から別れて明神池まで進み、そして最後に上高地バスターミナルに向かいました。私が河童橋に戻った頃には山の景色は変化していて、山には低い雲がかかっていました。河童橋は本当に混雑していましたが、バスターミナルも人でごった返していました。バスはいつも混むようで、バスに乗るために整理券を取る必要がありました。

ホテル ブエナビスタに戻るとラウンジに行って紅茶を飲み、上高地で一日を過ごして冷えてしまった体を温めました。夕食は興味深く、ラ・カフェテラサの料理長の足立さんとお話しする機会がありました。足立さんはニューヨークで数年働いたことがあるので、英語がお上手です。会話がはずみ、足立さんの料理哲学や、また、どうして調理場から出てきてお客様に挨拶をするのか、ということを少し聞くことが出来ました。彼は人のために料理をするのです。人が食べる料理を作る、とは考えていません。

明日は糸魚川までドライブします。ツアー終了まであと２日です！

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今日の上高地ハイキングは、高い山々に囲まれた美しい梓川の風景を楽しむことができます。西穂高岳（標高2909m）、奥穂高岳（3190m）、前穂高岳（3090m）、そして活火山の焼岳（2455m）などの山々が連なっています。

行程は大正池からスタートします。大正池では朽ちた木々が織りなす景色を見ることができます。その後、木の生い茂る梓川沿いの自然遊歩道を歩きます。梓川の東側の土手沿いに歩き、河童橋を西に渡ります。北に進むと、上高地の中でも特に景観の良い武沢湿原に着きます。その後、明神池や近くの穂高神社を訪れ、絶景の明神橋を渡り、河童橋まで戻ります。

ここ上高地の紅葉時季は10月の中頃で、今回の日程では紅葉はあまり残っていないかも知れませんが、野生の猿や鳥たちを見ることができます。

実施日	10月31日（木）
時間	10:00
スタート地点	大正池
ゴール地点	河童橋
距離	１２キロメートル（約４時間）
コースの特徴	平坦な道を歩きますので、ハイキングの経験は必要ありませんが、歩きやすい靴が必要です。舗装された道は少なく、遊歩道や自然道、小石の多い道を通ります。
天気	平均最高気温　11℃ 平均最低気温　-1℃
アクセス	上高地へはバス、もしくは近くの駐車場からタクシーで行くことができます。上高地へお越しの際は、大正池ホテルの近くの大正池バス停で降りてください。