今日のHidden Beauty・隠れた魅力は塩原温泉郷で、栃木県那須塩原市の山あいにある温泉町です。本日の私のミッションはというと、この温泉のお湯の七色すべてを発見すること。また合間には、この町や地元名物をたくさん知る機会もあり、とっても盛りだくさんな一日でした!

私は昨晩に到着し、地元の役所で働く佐藤さん、豊田さんと、また那須塩原市の国際交流のコーディネーターであるアリス・パッキエさんと、美味しい夕食を頂きました。皆さんすごく歓迎してくれました!

皆、明日が楽しみです!

七色の温泉を巡る日が始まり、早朝、本日最初のお湯の色を体験します。私が滞在している旅館光雲荘は「透明」のお湯でした。

光雲荘の玄関

ここは内風呂と外風呂がとても素晴らしいだけでなく、他にも足湯があります。しかもお湯まで飲めます!まあ…そのまま足湯となるお湯ですけど!

光雲荘の露天風呂

足湯の澄んだお湯

「温泉の味がする!」とアリス

佐藤さん、豊田さん、アリスとは、私のホテルで9時に集合し、リストの最初の温泉へと向かいました。明賀屋は、町の中でもここだけが「二色」のお湯です。

明賀屋のかえでが美しい!

私が滞在していた光雲荘のような温泉は、日中も少額で入れるのですが、明賀屋は宿泊客のみの利用です。この時間は誰もいなかったので、ご親切にも、中で数枚写真を少し撮らせてくれました。

今年の洪水で被害を受けた露天風呂で、色は「茶褐色」です。

内風呂は「薄墨色」。この時点で、いかにお風呂の写真を撮るのが難しいか、よくわかりました…

この地域には、他にも真の隠れた魅力があります…川沿いの、舗装されてないでこぼこ道を下ってたどり着くお茶屋さんです。少しの休憩でしたが、見事な甘味でした!

私は喜んで一日中いられます…

次の温泉に向かうはずでしたが、電話をすると現在清掃中とのこと。そこで近くの七ッ岩の吊橋で、素敵な景色を見ることにしました。

格子の下に川の景色を見ることができます…高さが怖くなければね!

2つの川がここで合流します

15分ほど綺麗なトレイルを歩き、2つの滝を見に行きます…

グッドショット!

これは龍が山を登っているように見えま…せんか?

「もの語り館」という地元の施設では、塩原を訪れた著名な詩人や作家について展示されていました…

そして昼食の前にはもうひとつの吊橋を見ました!昼食は地元の名物「スープ焼きそば」で、予想してなかった食べ物で、予想してない美味しさでした!

紅の吊橋

スープ焼きそばでお腹いっぱいでしたが、温泉の探検を続けました。次の目的地は奥塩原で、町からは少し山に入り離れています。元泉館の君島さんにそこで会い、すごく歓迎してくれました。

わぁ!すごくかわいい牛!

元泉館には「緑白色」の水があります。お風呂はここも川に面しており、とってもゆったりできます。

これぞ人生…

出発の前に、元泉館は旅館の刺繍入りの法被(はっぴ)をプレゼントしてくれました!すごく嬉しかったです!

これでスタッフにしてくれますか?頑張りますよ!

元泉館にお別れの手を振り、たった数分離れた大出(おおいで)館へ行きました。ここの全温泉の中で、大出館のみ「黒色」の湯を持ち、これは本当に珍しいんです!

左のお風呂は元泉館と同じく濁った緑色でした。右のお風呂は青く見えますが、実際には黒色でした!

旅館の裏手で、2つのお湯の源泉を見せてもらうこともできました。

彼女の指は真っ黒に…

あと2つです!最後から2番目は「乳白色」で地元の方々お気に入りのむじなの湯のもの。

この温泉の責任者である杉山さんが、ここでも源泉を見せてくれました。

乳白色の水が木を白く染めています。

他にも地元名物「とて焼き」を食べるために、少し休憩しました。これは中の具をパンケーキのようにロールしたもので、私たちのは小豆や抹茶ゼリーや生クリーム入り。美味しかった!

今一度爽快な気分で、いよいよ最後の温泉「黄金色」へ。このお湯は2つの施設にしかなく、そのひとつがホテル塩原ガーデンです。ただ光の加減に影響されるかと思うのですが、また日も暮れかけていて、まったく黄金色には見えませんでした。

でもきっと想像できますよね!

やりました!一日で七色の温泉を見て周りました!私の最高のガイドさんたちがホテルまで送ってくれて、感謝とさよならを告げ、またやってくることを約束しました!

そして、私はというと、もう一度温泉に向かったのでした。

ありがとう、塩原!

翻訳:We Love Japan Tour 事務局・中山慶